愛国女子 2014 1 12

書名 女子と愛国
     彼女たちは、なぜ靖国で日の丸を振るのか
     日の丸を掲げて靖国神社へ行進する14歳の少女
     保守化し、愛国活動に走る若い女性が増え続けている
著者 佐波 優子  祥伝社

 恐妻家が多いアメリカでは、
「従順で、おとなしい日本女性と結婚したい」と思う、
アメリカ人男性がいるでしょうが、
それが間違いなのです。
 美容やファッションに夢中になっているうちは、
日本女性は、「従順で、おとなしい」でしょうが、
国防や愛国に関心を持つようになると、
全く別世界のものとなるでしょう。
 ジャンヌ・ダルク。
厭戦気分が蔓延し、
「どうせ勝てない」と思っていた男性たちを励まして、
フランスを救った「オルレアンの乙女」。
 やがて、日本にも、ジャンヌ・ダルクが出てくるでしょう。
優柔不断で、臆病な男たちを指揮する日本女性が出現するでしょう。
 なぜ、愛国女子は増えてきたのか。
それは、もはや男たちに頼っていては、
自分の身も守れないし、国も守れないと感じているからです。
 今の日本の男性の特徴は、
臆病で、自分の意思を持たず、
周りの動向を見て、自分の行動を決めるという傾向があります。
これで、国を守れますか。
 日本の政治家も似たようなものでしょう。
外国から脅かされると、
「外国と内通するか」「降伏するか」、どちらかになるでしょう。
剣を持って、国を守るような政治家はいません。
 男性たちに対して、「もう頼りにならない」と思えば、
日本女性は、剣を持ち、家庭を守り、国を守るでしょう。
 亡国の危機に直面すれば、
国の指導力が男性から女性に移るかもしれません。
日本のジャンヌ・ダルク。
(参考)
 愛国女子については、
「AERA(アエラ)」の2012年12月3日号も、詳しく分析しています。
概要については、以下の「愛国女子 2012 12 29」を参照してください。

愛国女子 2012 12 29
 かつて、国防や安全保障という分野は、
日本において、選挙で、票にならない分野であると言われてきました。
 ここに、ある週刊誌を取り上げましょう。
「AERA(アエラ)」の2012年12月3日号です。
表紙には、「右傾化する女子」とあります。
 特集記事では、こうあります。
将来への不安と母性から「国を守れ」
女性の保守化が止まらない。
かつて弱者救済や不戦の誓いを訴えてきた女性たちが「強い日本」を求めている。
足元には、女性特有の正義感と社会や将来に対する切実な不安があった。
 若者が行き交う東京の原宿の街角。
茶髪に「つけまつげ」、
ミニスカート姿の女性の手には、
「原発再稼動が日本経済を救う」というプラカード。
二人の子供を乗せたベビーカーには、日の丸(国旗)。
 24歳の主婦は、脱原発デモが行われる日に合わせ、
一人で街角に出て、
代替エネルギーのない脱原発を批判してきた。
「使える原発を止めて、火力発電を増やしたことで、
年間3兆円が無駄になっている。
日本の経済がダメになったら、子供だって守れない」
(以上、引用)
 私も、「右傾化する女子」に気づいていました。
実は、私も、アエラの記者と同じような体験をしたのです。
 今年(2012年)の夏だったでしょうか。
韓国の大統領が、天皇に対して謝罪要求をしたことについて、
女性たちに感想を尋ねてみたところ、驚きました。
「けしからん。韓国大統領は何を言っているのだ。
天皇に対して失礼である。許せない」という強い反応が多かったのです。
 それに対して、男性の反応は、穏当なものでした。
「確かに、韓国大統領の発言は問題がある。
しかし、日本と韓国は、経済的な結びつきが強く、どうしよう」という反応でした。
 「やまとなでしこ」
「やまとなでしこ」とは、
日本人女性を可憐で繊細だが心は強いナデシコの花に見立てて言う美称のことです。
(ウィキペディア)



















































































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